事業内容

型枠工事

型枠工事

型枠工事とは?

型枠工事とは、鉄筋コンクリートで建物を建造する際に必要となる型枠をその場で組み立て、コンクリートを流し込み、成型していく工事です。ほとんどの鉄筋コンクリートの建物は、この型枠工事によって作られています。また、一般の住宅の基礎工事などでも型枠工事を行います。建物の強度や耐震性を左右する基礎となり、水道管や電気配管を考慮した型枠設計が必要で、ひとつひとつの建物で形状が異なり、現場の状況にあった適切な施工が求められます。

型枠の重要性について考える

型枠

型枠は躯体を形成するための型のようなものであり、建物の完成時にはまったく残らない仮設物なので軽視されがちですが、建築工事費の比率からみると、躯体工事の45%前後、全工事費の15%前後を占める重要な工事です。
したがって、型枠工事の経済性を追求し合理化を計ることは、全体工事に与える影響が非常に大きいといえます。

型枠工事

現在の型枠工事ではラスやFRPなどを用いた様々な工法がある中で、金城組が最も得意とする「合板型枠工法」はその合理性や経済性から90%近くの建造物に採用されています。
合板型枠工法を専門におこない、型枠資材の加工、組立て、解体などの作業技術、資材の転用効率を高める計画性、現場での安全対策を磨き続けてまいりました。今後も、型枠の軽量化による作業能率の向上や、躯体型枠精度の向上による仕上げ工事の経済性の追求を心がけ、お取引先企業様より信頼される技術者集団を目指します。

HIGH QUALITY

金城組の技術力について

型枠大工の仕事は、一人前になるのに10年かかるとも言われるほど、非常に精密さを求められます。
一般的には垂直精度±3mmが許容範囲と言われており、その精密さこそが強度や出来栄えに大きな影響を与えます。
金城組では、安全対策や工期厳守はもちろん「精度」にこだわり、現場の状況によって型枠を臨機応変に作り上げ、丁寧・迅速な施工を提供いたします。

型枠工事の流れ

  • STEP1
    型枠加工図

    型枠加工図の作成(拾い出し)

    建築デザインの設計図から型枠用の図面を作成します。 建築物の完成度に大きな影響を与える重要な作業です。

  • STEP2
    型枠パネル加工

    型枠パネル加工

    作成した図面の通りに型枠に使うパネルを加工します。 数も多いので無駄を出さず効率的に手際よく作業します。

  • STEP3
    現場墨出

    現場墨出し

    図面に基づき現場の設置箇所に印を付けていきます。

  • STEP4
    組み立て

    組み立て(建込み)

    事前に加工したパネルを現場で組み立てます。 実際の完成物の精度に影響するため職人の技が必要な作業です。

  • STEP5
    締め付け

    締め付け

    コンクリートが流し込まれると圧力がかかるため枠に隙間や歪みが出ないようにしっかりと締め付けます。現場の安全に関わる大事な作業です。

  • STEP6
    スラブ張り

    スラブ張り

    各階ごとに何枚ものベニヤをつなげてスラブを張ります。 その上にさらに鉄筋が組まれて作業が繰り返されます。

  • STEP7
    コンクリート打設

    コンクリート打設

    組み立てた型枠にコンクリートを流し込みます。 コンクリートは液状なのでかなりの圧力がかかるので型枠の状態を確認しながら作業します。

  • STEP8
    型枠解体

    型枠解体

    コンクリートが固まったことを確認しながら型枠を解体します。

  • STEP9
    引き渡し

    次の工程に引き渡し

    こうして出来上がった躯体に問題がないか確認し、次の作業をする業者へ現場を引き渡します。

宅地造成工事

型枠工事

宅地造成とは住宅などを建てる際に農地や山林、原野等をそのまま土地として利用する事が出来ない場合、使用する土地の用途に合わせて、造成工事を行う事です。この工事により宅地として家や建造物を建てる事が出来るようになります。
金城組ではコンプライアンスを遵守した傾斜をなくす切り土・盛り土や土留工事、それに伴う擁壁・給排水設備といった宅地造成工事を一貫して承っています。
土地を整え、建物を建てるのに適した宅地を造成するためには、仕上がりはもちろん建築物が建った後までを考えた施工が重要です。長年にわたって積み重ねてきた知識と技術をもとに、お客様のご要望にお応えできる宅地造成工事を行います。